地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(国道306号線)

国道306号線でレーザースキャナーを用いた起工測量を行っています。

現道を使用しながら新設道路に切り替える工事で、新設道路は一部新設、一部旧道となります。一連工事の最終段階ですので新道で使用する旧道部が切削であったりレベリングであったりで施工はもちろん数量把握も難しい工事です。従来であれば10~20m程度の横断面図から断面積を計算し平均断面法で算出します。しかしかなりアバウトで不正確な数量となります。今回のように現況をスキャニングし三次元設計データと比較することによりかなり正確に数量を算出することができます。

またLandXMLデータを現場用の端末機で使用することにより切削やレベリングの境を現地にプロットすることも可能になります。

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犬上群多賀町佐目他

ICT建設機械による施工(木之本長浜線ICT活用工事)

ICT活用工事ではICTに対応した機械を使用して施工する必要があります。仕様書では路盤工の施工にICT建設機械を使用することが記載されていました。本工事ではMCグレーダーを使用して施工されています。

 

オペレータの方曰く、MC機械をあまり信用していなかったとの事でしたが、使用して、本当にすばらしい機械だと仰っておられました。かなり熟練されたオペさんが仰っておられるのでそうなのでしょう。モニターを見させていただくと、ブレードの位置に合わせ、左右ミリ単位で上下していました。平面データを投影することにより機械の位置が分かり易くなっています。

 



--関連業務-- 1.三次元起工測量 2.三次元設計データ作成 3.ICT建設機械による施工(本ページ) 4.三次元出来形管理等の施工管理 5.三次元データの納品

 

滋賀県長浜市相撲町

三次元設計データ(木之本長浜線ICT活用工事)

県道木之本長浜線にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

 

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第2段階の[三次元設計データ作成]となります。本工事では車道と歩道をICT管理します。ICT舗装は各層工種も違い、ICT土工と比べると少し難しくなります。

 

車道の中心線や拡幅データを参考に作成します。三次元データだけ見ていても細かな間違いに気づきにくいので慎重に入力していきます。

 



--関連業務-- 1.三次元起工測量 2.三次元設計データ作成 3.ICT建設機械による施工 4.三次元出来形管理等の施工管理 5.三次元データの納品

 

滋賀県長浜市相撲町

ICT建設機械による施工(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

 

ICT活用工事では、ICT建設機械を使用します。本工事ではMGバックホウを採用されており、GNSSによって制御されています。丁張が必要なくモニターのみで掘削作業が行えるすばらしい機械です。平面位置・標高もすべてGNSSによる制御のため、誤差が多少あるようです。GNSSでの誤差は仕方がなく、現時点では防ぎようがないですが、基本設定や日々のチェックを行うことで防ぐことができる誤差があります。

 

現地に標定点(XYZ)を設置し、バケットを置くことで表示される座標によって機械の精度をチェックできます。本現場は松杭を設置されております。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成
3.ICT建設機械による施工(本ページ) 
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

滋賀県近江八幡市古川町

三次元設計データ、土量計算(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

ICT活用工事では、建設機械をMC又はMGを搭載した三次元建設機械を使用します。機械を制御するために三次元設計データを作成し、LandXMLデータが必要になります。

本工事は土量の出来形も三次元で行うため、同じく三次元設計データと点群データが必要となります。今回は設計照査として、着工前現況データと三次元設計データの比較により設計土量の照査を行います。設計図書では各測点による平均断面積による算出ですので、若干差がでますが、面での算出は実際の数量にほぼ近いデータが得られると思います。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成(本ページ) 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

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滋賀県近江八幡市古川町

三次元データによる切削量計算

高山長浜線にて切削オーバーレイ工事のICT測量をさせていただいております。

前工事に消雪ブロックを設置され、構造物と舗装の縦横断に大きな差があり段差や逆勾配などがあり複雑な現状路面になっております。現況をレーザースキャナーで測量したため3次元設計データを作成することでより正確な数量を算出することができます。

今回はプリズモイダル法による算出を行っており、青い部分が切削、赤い部分がレベリングという具合です。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.切削数量計算(本ページ)
3.情報化施工TS出来形


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滋賀県長浜市高山町

三次元出来形管理(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT活用工事の測量をさせていただいております。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第4段階の[三次元出来形管理等の施工管理]となります。ICT建設機械による掘削が完了したところを地上型レーザースキャナを用いて出来形測量を行いました。出来形測量では100点/m2以上の密度で観測します。

データを持ち帰り出来形ヒートマップを作成します。当社では監督職員立会によるヒートマップの確認測量を行っています。合格したヒートマップデータを出力し、トータルステーションを使用した確認測量を行います。

現地で監督員にヒートマップをランダムで選択していただき、追尾式TSによる誘導を行います。位置、高さがヒートマップと合っているかリアルタイムで確認可能です。移動している状況もタブレットに表示されるため、ヒートマップ上を歩いているような感覚で分かり易い確認方法であります。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理(本ページ)
5.三次元データの納品

【CAD機能を搭載した土木測量支援現場端末システム (TREND-FIELD)】NETIS登録番号KK-120004-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市十王町

ICT建設機械による施工(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT活用工事の測量をさせていただいております。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第3段階の[ICT建設機械による施工]となります。当社は施工やオペレータの配置はいたしません。ICT建設機械に転送する三次元データ(LandXML等)の作成や、器械の設置(TSの場合)を行います。

本工事ではICT建設機械にGNSSによるマシンガイダンスシステム搭載バックホウを使用されています。熟練されたオペレーターの方でも慣れは必要だとおっしゃっておられました。しかしやはり丁張なくして勾配、曲線を切っていく様は技術の進歩と言わざるを得ません。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成
3.ICT建設機械による施工(本ページ)
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【バックホウ3Dマシンガイダンスシステム】NETIS登録番号HR-140026-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市十王町

三次元設計データ、土量計算(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT活用工事の測量をさせていただいております。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第2段階の[三次元設計データ作成]となります。発注図より中心線形、計画縦横断を書き起こしTINデータなる三次元設計データを作成します。

TINデータはPCの画面上で上下左右、裏側から回転させて視ることができるため、作成ミスが起こりにくく、完成形のイメージもし易くなります。位置、高さのデータを面的に持っており、起工測量で取得した現況データと比較することにより切り盛り土量が算出されます。

本業務は、ICT建設機械による施工を行うため、データはこのあと現場に合わせてすこし工夫し、LandXMLデータとしてICT重機に引き渡します。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成 (本ページ) 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

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滋賀県近江八幡市十王町