地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(国道306号線)

国道306号線でレーザースキャナーを用いた起工測量を行っています。

現道を使用しながら新設道路に切り替える工事で、新設道路は一部新設、一部旧道となります。一連工事の最終段階ですので新道で使用する旧道部が切削であったりレベリングであったりで施工はもちろん数量把握も難しい工事です。従来であれば10~20m程度の横断面図から断面積を計算し平均断面法で算出します。しかしかなりアバウトで不正確な数量となります。今回のように現況をスキャニングし三次元設計データと比較することによりかなり正確に数量を算出することができます。

またLandXMLデータを現場用の端末機で使用することにより切削やレベリングの境を現地にプロットすることも可能になります。

【3次元点群処理ソフト(TREND-POINT)を用いた施工土量計測システム 】NETIS登録番号KK-150058-VE 活用促進

犬上群多賀町佐目他