地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(愛知川彦根線)

愛知川彦根線でレーザースキャナーを用いた起工測量を行っています。今回観測している箇所は新設道路から旧道へ接続する部分で街渠工や一部切削、一部レベリングだったりの難しい工事になります。

交通量が非常に多く、従来の現況測量では道路使用許可を申請し規制をかけての作業になりますが、レーザースキャナーを使用することにより交通規制をかけることもなく日中に作業が行えます。

また、本現場のように交通の絶えることのない場合は、標準のレーザースキャナでは車による死角が多くなり路面データを採取するのが困難になりますが、TrimbleSX10の特徴であるバンドスキャンニング機能により視通が遮られることがあっても路面データの取りこぼしが殆どなく観測できます。

このあと取得した点群データを用いて切削オーバーレイ計画、三次元設計データの作成、情報化施工による出来形測量、三次元データ納品を行います。


彦根市稲枝町他