地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(球技場ICT活用工事)

希望が丘文化公園球技場でレーザースキャナーを用いた出来形測量を行っています。

天然芝を剥いで人工芝に張り替える工事ですが、全面ICT活用工事となります。路盤はマシンコントロールグレーダーを使用した施工を行い、三次元による面管理を行います。

しっかりとした計画高、勾配が設定されており、従来であれば変化点やメッシュ状に丁張が必要で、機械も専門の熟練したオペレータが必要でした。ICT活用工事では三次元設計データを作成しTSと対応したマシンを使用することで、熟練された方でなくても丁張なしで施工することができます。いろいろありますがまったくの素人では無理です。

レーザースキャナで現地観測後、出来形ヒートマップを作成し、後日、監督員の確認を受けます。色マップの任意の位置でリアルタイムで標高差や厚さの確認ができます。観測した箇所もあとで分かり易くヒートマップ上に表示されます。監督員による確認は各層毎1回ずつ行います。

--関連業務--
1.レーザースキャナを用いた起工測量
2.路床出来形測量
3.情報化施工TS出来形
4.路盤工出来形測量(本ページ)
5.基層工出来形測量
5.人工芝舗装出来形測量

野洲市北桜