希望が丘文化公園球技場でICT測量を行っています。
球技場はICT活用工事に沿った面管理を行っていますが、外周部のカラー舗装工はICT活用工事の適用工種にないため、TS等光波方式を用いた出来形管理要領(舗装工事編)に沿った情報化施工で工事を行います。路床、路盤、表層を20m間隔(企業努力)で層厚管理します。基層・表層のTS出来形を行う場合は国土地理院に登録された1級トータルステーションが必要になります。当社はTrimble製の1級トータルステーションを使用しております。
TS出来形測量ではリアルタイムで標高較差、厚さ、幅等が確認できます。1工事1回は監督員による確認が必要となります。
TS出来形管理を採用することにより従来行っている各層の下がり検測や、幅の写真、レベルを用いた基準高の検測等が不要となり、TSで観測後すぐに路盤材の投入や乳剤の散布を行うことができるため、人員や時間、手間を大幅に削減できます。夜間での急速施工においては特に良さを生かすことができます。
また、一般化推進技術となっているため原則化工事以外で活用した場合は大きな加点となります。
--関連業務-- 1.レーザースキャナを用いた起工測量 2.路床出来形測量 3.情報化施工TS出来形(本ページ) 4.路盤工出来形測量 5.基層工出来形測量 5.人工芝舗装出来形測量
野洲市北桜