地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(国道8号線ICT活用工事)

国道8号線でレーザースキャナーを用いた起工測量を行っています。

上部工、下部工、舗装工の補修工事でICT活用工事になります。複雑な構造の上部工を欠落がないようスキャニングする必要がありTrimble SX10では作業にかなりの時間と労力が必要になるため今回はTrimbleX7を使用しました。

TrimbleX7は整準する必要がなく「置いて開始ボタンを押すだけ」でスキャニングを行うことができます。基準点を視準する必要がないため1径間で数十器械点になるような作業でも楽に行えます。

 

欠落箇所はほぼない点群データを取得できました。数億点の座標データでなかなか圧巻な成果ではないでしょうか。

TrmbleX7は各器械点の点群は自動で合成してくれます。両端で世界測地系の座標を使用しジオリファレンスを行っており現地と相違ないデータとなっております。

 

--関連業務--
1.レーザースキャナを用いた起工測量(下部)(本ページ) 2.レーザースキャナを用いた起工測量(上部)
3.レーザースキャナを用いた出来形測量

栗東市出庭