地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

前回護岸工の掘削完了時に三次元出来形測量を行いました。今回は土工掘削工の出来形で、点群データによる標高較差、掘削土量の算出を行いました。

起工測量時の点群データと掘削完了時の点群データとの差で掘削土量が算出できます。

ヒートマップ帳票とメッシュ帳票だけ提出して終わり、では監督員も「?」となりますので、観測後は監督員立会によるヒートマップの標高確認を随時行っています。確認検査方法はタブレットに表示されたヒートマップの確認したい箇所を選択します。TSでその位置まで誘導し標高較差がリアルタイムで表示されます。較差の量により色分けされていますので観測値はその範囲内の数値となります。このように確認を受けた点群データ同士の比較ですので信用ある土量メッシュデータとなります。

--関連業務--
1.三次元起工測量 
2.三次元設計データ作成 
3.ICT建設機械による施工 
4.三次元出来形管理等の施工管理(本ページ)
5.三次元データの納品

【CAD機能を搭載した土木測量支援現場端末システム (TREND-FIELD)】NETIS登録番号KK-120004-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市古川町