地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(競技場3)

県立運動場でレーザースキャナを用いた出来形測量を行っています。

既設の人工芝を撤去し、国際規格へ変更するという工事の中での作業ですが、新規施工ではなく、細かな高さや勾配の規格に沿って現況を修正(補修)するという難易度の高い工事です。

今回、人工芝の完成測量となりますが、表層下にショックパッドというゴム系の層も施工しています。しかしレーザースキャナーではゴム素材の面を観測することができなかったため、TS出来形による出来形管理としていました。

レーザースキャナーによる出来形は、不陸整正完成時に取得した面データと、今回の人工芝完成面を重ねることにより、ショックパッド層及び、人工芝の厚さを管理できます。また、縦横断図の作成もできるため、規定にある勾配等の出来形管理も詳細に行うことができます。

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 CG-080025-VE 活用促進

米原市春照

張芝面積6,900m2