TS出来形測量(競技場)

県立運動場でTSを用いた出来形測量を行っています。

現況の人工芝を撤去し、国際規格へ変更するという工事の中での作業ですが、新規施工ではなく、細かな高さや勾配の規格に沿って現況を修正(補修)するという難易度の高い工事です。

前回はレーザースキャナを使用し基盤の不陸整正の出来形測量を行いました。今回は人工芝の下のゴムパッドの出来形測量です。レーザースキャナを用いて行いたいところですが、レーザースキャナはゴム系に弱いのです。サンプルを使用し実験しましたがゴムの部分は1点も観測できませんでした。

以上の理由から、ゴム素材のアンダーパッド層はTS出来形による測量を採用しました。不陸後の基盤もTSで再測しゴムパッドの厚さを検測します。

米原市春照

張芝面積6,900m2