ICT建設機械による施工(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT活用工事の測量をさせていただいております。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第3段階の[ICT建設機械による施工]となります。当社は施工やオペレータの配置はいたしません。ICT建設機械に転送する三次元データ(LandXML等)の作成や、器械の設置(TSの場合)を行います。

本工事ではICT建設機械にGNSSによるマシンガイダンスシステム搭載バックホウを使用されています。熟練されたオペレーターの方でも慣れは必要だとおっしゃっておられました。しかしやはり丁張なくして勾配、曲線を切っていく様は技術の進歩と言わざるを得ません。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成
3.ICT建設機械による施工(本ページ)
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【バックホウ3Dマシンガイダンスシステム】NETIS登録番号HR-140026-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市十王町

地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(林道大吉寺線)

林道大吉寺線でレーザースキャナを用いた出来形測量を行っています。

災害により崩落した土砂を撤去し、法面整形された現場で、作業面積の算出、完成横断図の作成を行います。勾配も急で、高さは30m以上あり、人間が測量することは危険で困難であります。

今回レーザースキャナーを用いたことにより、器械をセットして観測するだけで完了します。急な法面を登必要がなく非常に安全かつスピーディーな作業が可能となります。

また、三角網を作成して面積計算を行うため現地に沿った正確な面積を算出することができます。本現場では点群を50cm間隔に間引いて算出しました。

【3Dレーザースキャナーによる現況地形確認システム】NETIS登録番号 TH-100021-VE 活用促進

長浜市野瀬

法面積1,590m2

三次元設計データ、土量計算(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT活用工事の測量をさせていただいております。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第2段階の[三次元設計データ作成]となります。発注図より中心線形、計画縦横断を書き起こしTINデータなる三次元設計データを作成します。

TINデータはPCの画面上で上下左右、裏側から回転させて視ることができるため、作成ミスが起こりにくく、完成形のイメージもし易くなります。位置、高さのデータを面的に持っており、起工測量で取得した現況データと比較することにより切り盛り土量が算出されます。

本業務は、ICT建設機械による施工を行うため、データはこのあと現場に合わせてすこし工夫し、LandXMLデータとしてICT重機に引き渡します。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成 (本ページ) 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【3次元点群処理ソフト(TREND-POINT)を用いた施工土量計測システム】NETIS登録番号KK-150058-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市十王町

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてレーザースキャナを用いた起工測量を行っています。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第1段階の[三次元起工測量]となります。起工測量では0.25m2/1点以上の密度で観測し、縦横断図の作成や土量計算等の設計照査を行います。

着手前の河川敷は草木が多く、点群が取得できない状態だったため、除草していただきました。また、台風が過ぎた直後で水位も高くなってしまいましたが、水中部はTSでの補足測量となります。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量(本ページ) 
2.三次元設計データ作成 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 KT-140022-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市十王町

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(残土処分地)

長浜市中央公園の造成工事でレーザースキャナを用いた起工測量を行っています。

残土が多く発生するため、工区外へ搬出します。集積箇所は別の工事現場ですが、きれいに整形されており、従来の平均断面法や3点法での計測も容易ですが、最終形態が予測し辛いためスキャンニングしてしまいます。点群データがあれば三次元による土量の算出のほか、縦横断も自由に作成できるため従来の算出方法も可能です。

また、三点法や平均断面法での算出の場合は、ある程度一定の形(台形が理想)に整形する必要がありますが、点群による三次元計算の場合はどんな状態でも観測、算出が可能です。

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 CG-080025-VE 活用促進

長浜市宮司町~長浜市木尾町

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(内湖再生3)

早崎内湖でレーザースキャナを用いた起工測量を行っています。

県が行う消失した内湖の再生事業の一環工事で平成37年(2025年)完成予定とのこと。

今回測量している箇所は築堤を行う箇所の着手前測量です。

購入土による盛土の設計となっており、定番は、20~50mの間隔で横断測量を行い平均断面法による土量の算出です。レーザースキャナを用いた計測の場合は、着手前と盛土後の点群データを取得し、重ねることにより面での数量算出となります。メッシュ法やプリズモイダル法などがあり、現場に合わせて使い分けます。

--関連業務--
1.築堤部の起工測量(本ページ)
2.築堤盛土の出来形測量

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 CG-080025-VE 活用促進

長浜市春早崎町

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(内湖再生2)

早崎内湖でレーザースキャナを用いた起工測量を行っています。

県が行う消失した内湖の再生事業の一環工事で平成37年(2025年)完成予定とのこと。

前回は土取り場の着手前を測量。今回測量している箇所は再生する内湖の着手前測量です。

蓮や葦で荒れ果てていたため、すべて除草。地盤が見えていないところが多いためレーザーが届かない部分はTSで補足します。Trimble SX10はLSとTSの両方の機能があるため、点群測量の器械点のままTS測量を行うことができるため非常に便利です。

--関連業務--
1.再生内湖の起工測量(本ページ)
2.再生内湖の出来形測量

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 CG-080025-VE 活用促進

長浜市春早崎町

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(内湖再生1)

早崎内湖でレーザースキャナを用いた起工測量を行っています。

県が行う消失した内湖の再生事業の一環工事で平成37年(2025年)完成予定とのこと。

今回測量している箇所は内湖再生のための築堤等を行うための土取り場。土採取前にレーザースキャナーにより点群を取得、起工面データを作成します。竣工時にも同範囲の完成面を作成することにより採取した土量をかなり高精度で算出することができます。

荒地だったため草や根株が残っていますが、解析によりすべて取り除くことができるため、土量に影響はありません。

同工事では再生する内湖での測量も予定しています。

--関連業務--
1.採取前の起工測量(本ページ)
2.採取後の出来形測量
3.土量計算

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 KT-140022-VE 活用促進

長浜市春早崎町

地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(競技場3)

県立運動場でレーザースキャナを用いた出来形測量を行っています。

既設の人工芝を撤去し、国際規格へ変更するという工事の中での作業ですが、新規施工ではなく、細かな高さや勾配の規格に沿って現況を修正(補修)するという難易度の高い工事です。

今回、人工芝の完成測量となりますが、表層下にショックパッドというゴム系の層も施工しています。しかしレーザースキャナーではゴム素材の面を観測することができなかったため、TS出来形による出来形管理としていました。

レーザースキャナーによる出来形は、不陸整正完成時に取得した面データと、今回の人工芝完成面を重ねることにより、ショックパッド層及び、人工芝の厚さを管理できます。また、縦横断図の作成もできるため、規定にある勾配等の出来形管理も詳細に行うことができます。

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 CG-080025-VE 活用促進

米原市春照

張芝面積6,900m2

TS出来形測量(競技場)

県立運動場でTSを用いた出来形測量を行っています。

現況の人工芝を撤去し、国際規格へ変更するという工事の中での作業ですが、新規施工ではなく、細かな高さや勾配の規格に沿って現況を修正(補修)するという難易度の高い工事です。

前回はレーザースキャナを使用し基盤の不陸整正の出来形測量を行いました。今回は人工芝の下のゴムパッドの出来形測量です。レーザースキャナを用いて行いたいところですが、レーザースキャナはゴム系に弱いのです。サンプルを使用し実験しましたがゴムの部分は1点も観測できませんでした。

以上の理由から、ゴム素材のアンダーパッド層はTS出来形による測量を採用しました。不陸後の基盤もTSで再測しゴムパッドの厚さを検測します。

米原市春照

張芝面積6,900m2