地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(国道21号線)

国道21号線でのレーザースキャナーを用いた切削オーバーレイ工事に係る現況路面起工測量を行っています。

国道21号線はトラックの交通量が多く、従来の現況測量では道路使用許可を申請し規制をかけての夜間作業になることが多いですが、レーザースキャナーを使用することにより交通規制をかけることもなく日中に作業が行えます。

また、本現場のようにトラックが多く、交通の絶えることのない場合は、標準のレーザースキャナでは車による死角が多くなり路面データを採取するのが困難になりますが、Trimble SX10の特徴であるバンドスキャンニング機能により視通が遮られることがあっても路面データの取りこぼしが殆どなく観測できます。

このあと取得した点群データを用いて切削オーバーレイ計画、三次元設計データの作成、情報化施工による出来形測量、三次元データ納品を行います。

--関連業務--
1.レーザースキャナを用いた起工測量(本ページ)
2.情報化施工TS出来形

米原市醒ヶ井

ICT建設機械による施工(木之本長浜線ICT活用工事)

ICT活用工事ではICTに対応した機械を使用して施工する必要があります。仕様書では路盤工の施工にICT建設機械を使用することが記載されていました。本工事ではMCグレーダーを使用して施工されています。

 

オペレータの方曰く、MC機械をあまり信用していなかったとの事でしたが、使用して、本当にすばらしい機械だと仰っておられました。かなり熟練されたオペさんが仰っておられるのでそうなのでしょう。モニターを見させていただくと、ブレードの位置に合わせ、左右ミリ単位で上下していました。平面データを投影することにより機械の位置が分かり易くなっています。

 



--関連業務-- 1.三次元起工測量 2.三次元設計データ作成 3.ICT建設機械による施工(本ページ) 4.三次元出来形管理等の施工管理 5.三次元データの納品

 

滋賀県長浜市相撲町

三次元設計データ(木之本長浜線ICT活用工事)

県道木之本長浜線にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

 

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第2段階の[三次元設計データ作成]となります。本工事では車道と歩道をICT管理します。ICT舗装は各層工種も違い、ICT土工と比べると少し難しくなります。

 

車道の中心線や拡幅データを参考に作成します。三次元データだけ見ていても細かな間違いに気づきにくいので慎重に入力していきます。

 



--関連業務-- 1.三次元起工測量 2.三次元設計データ作成 3.ICT建設機械による施工 4.三次元出来形管理等の施工管理 5.三次元データの納品

 

滋賀県長浜市相撲町

地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(内湖再生3)

早崎内湖でレーザースキャナを用いた出来形測量を行っています。

県が行う消失した内湖の再生事業の一環工事で平成37年(2025年)完成予定とのこと。

今回測量している箇所は築堤完了後の出来形測量です。

延長は約600mあります。施工前は谷形状になっておりすべて購入土で盛土されております。着工前の点群データと施工後の点群データの比較により、正確な土量データを算出することができます。

--関連業務--
1.築堤部の起工測量
2.築堤盛土の出来形測量(本ページ)

【3次元点群処理ソフト(TREND-POINT)を用いた施工土量計測システム 】NETIS登録番号KK-150058-VE 活用促進

長浜市春早崎町

地上型レーザースキャナーを用いた出来形測量(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

ICT活用工事では出来形測量もICT測量を行う必要があります。ICT測量の種類は仕様書でいくつか指定されており選択して作業することができます。本工事は土工の工事ではありますが、護岸ブロックの施工があり、掘削の出来形もICTで行うことになっております。よって、高さ(標高)も重要となってくるため、地上型レーザースキャナによる測量を行っております。

観測したデータは標高較差によるヒートマップでの管理となります。発注者の監督員による出来形確認はヒートマップデータを現地で確認していただきます。

確認方法はタブレットに表示されたヒートマップの任意の位置を指定しトータルステーションと連携することによりその位置へ誘導することができます。リアルタイムで観測値、標高差が表示されるため検査が容易に進みます。

結果はどの位置で観測したか一目でわかるデータが出力されます。

--関連業務--
1.三次元起工測量 
2.三次元設計データ作成 
3.ICT建設機械による施工 
4.三次元出来形管理等の施工管理(本ページ)
5.三次元データの納品

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 KT-140022-VE 活用促進

【CAD機能を搭載した土木測量支援現場端末システム (TREND-FIELD)】NETIS登録番号KK-120004-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市古川町

ICT建設機械による施工(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

 

ICT活用工事では、ICT建設機械を使用します。本工事ではMGバックホウを採用されており、GNSSによって制御されています。丁張が必要なくモニターのみで掘削作業が行えるすばらしい機械です。平面位置・標高もすべてGNSSによる制御のため、誤差が多少あるようです。GNSSでの誤差は仕方がなく、現時点では防ぎようがないですが、基本設定や日々のチェックを行うことで防ぐことができる誤差があります。

 

現地に標定点(XYZ)を設置し、バケットを置くことで表示される座標によって機械の精度をチェックできます。本現場は松杭を設置されております。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成
3.ICT建設機械による施工(本ページ) 
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

滋賀県近江八幡市古川町

三次元設計データ、土量計算(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

ICT活用工事では、建設機械をMC又はMGを搭載した三次元建設機械を使用します。機械を制御するために三次元設計データを作成し、LandXMLデータが必要になります。

本工事は土量の出来形も三次元で行うため、同じく三次元設計データと点群データが必要となります。今回は設計照査として、着工前現況データと三次元設計データの比較により設計土量の照査を行います。設計図書では各測点による平均断面積による算出ですので、若干差がでますが、面での算出は実際の数量にほぼ近いデータが得られると思います。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.三次元設計データ作成(本ページ) 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【3次元点群処理ソフト(TREND-POINT)を用いた施工土量計測システム 】NETIS登録番号KK-150058-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市古川町

情報化施工TS出来形測量(県道高山長浜線)

県道高山長浜線で情報化施工TS出来形測量を行っています。

TS等光波方式を用いた出来形管理要領(舗装工事編)に沿って計画、実施を行います。ICT舗装工事では基層・表層のTS出来形を行う場合は国土地理院に登録された1級トータルステーションが必要になります。当社はTrimble製の1級トータルステーションを所有しております。

TS出来形測量ではリアルタイムで標高較差、厚さ、幅等が確認できます。1工事1回は監督員による確認が必要となります。上写真のように検測位置により数値で確認できるため検査もスムーズに素早く完了します。

TS出来形管理を採用することにより従来行っている各層の下がり検測や、幅の写真、レベルを用いた基準高の検測等が不要となり、TSで観測後すぐに路盤材の投入や乳剤の散布を行うことができるため、人員や時間、手間を大幅に削減できます。

また、一般化推進技術となっているため原則化工事以外で活用した場合は大きな加点となります。

--関連業務-- 
1.三次元起工測量
2.切削数量計算
3.情報化施工TS出来形(本ページ)

【土木施工支援システム(LANDRiV&LanDeco)】NETIS登録番号CB-100052-VE

【3次元設計データ作成システム】NETIS登録番号KK-120032-VE

長浜市高山町

 

地上型レーザースキャナーを用いた起工測量(日野川ICT活用工事)

一級河川 日野川にてICT測量をさせていただいております。

本業務はICT活用工事であり着工/施工/納品まですべてICTを活用する工事となります。

ICT活用工事の建設生産プロセスは5段階になっており、今回行っている業務は第1段階の[三次元起工測量]となります。起工測量では0.25m2/1点以上の密度で観測し、縦横断図の作成や土量計算等の設計照査を行います。

護岸ブロックの設置と20,000m3以上の掘削・搬出の工事ですべてICTによる出来形測量を行います。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量(本ページ) 
2.三次元設計データ作成 
3.ICT建設機械による施工
4.三次元出来形管理等の施工管理
5.三次元データの納品

【地上型3次元レーザースキャナによる形状計測】NETIS登録番号 KT-140022-VE 活用促進

滋賀県近江八幡市古川町

三次元データによる切削量計算

高山長浜線にて切削オーバーレイ工事のICT測量をさせていただいております。

前工事に消雪ブロックを設置され、構造物と舗装の縦横断に大きな差があり段差や逆勾配などがあり複雑な現状路面になっております。現況をレーザースキャナーで測量したため3次元設計データを作成することでより正確な数量を算出することができます。

今回はプリズモイダル法による算出を行っており、青い部分が切削、赤い部分がレベリングという具合です。

--関連業務-- 

1.三次元起工測量
2.切削数量計算(本ページ)
3.情報化施工TS出来形


【3次元点群処理ソフト(TREND-POINT)を用いた施工土量計測システム 】NETIS登録番号KK-150058-VE 活用促進

滋賀県長浜市高山町